ホームレスになりかけた女子高生時代

SPONSORED LINK





16年一緒に暮らしてきたと言っても、血の繋がらない私の
たった半年間の高校生活のために、自分の職場からは遠い場所にある
私の通う学校の近くにアパートを借りてくれる、という父の申し出には、
本当は感謝しなければいけないとこなのだろうけど、当時の私にはそんな余裕などなかった。


たった半年なのに、家を売るのを待てない父に腹を立て、
「そうしてもらう(父にアパートを借りてもらう)しかない」
と簡単に言ってしまう母にもイライラした。


そして母との電話を切って1時間もたたないうちに、更に私を
追いつめる電話がかかってきた。


それは父の職場の人(雇主と言えばいいのだろうか?)。

「○○ちゃん(父のあだ名)はマキを小さいころから育ててるから、本当の娘と同じやと思ってる。それはおっちゃん(職場の人)も同じ気持ち。あと少しで高校卒業やから、マキはそれまでおっちゃんとこに来ないか?」

ゾッとした。

家庭を顧みずに休日に釣りやスキーに没頭し、母をイライラさせ続けたのは確かに父だが、
その釣りやスキーに、休日のたびに誘っては家族との時間を引き裂いていたのはこの人なのだ。

父は気の強い人ではなかったし、この人のパワハラに勝てなかったから、
誘いを断ることさえできなく、離婚という結末になってしまったのだ。

(私と兄が離婚を勧めたんだけど…汗)

「学校からは遠くなるから、バイトはさせんけど、ウチのこの勉強を見てくれたら、2万円小遣いやるからそれでいいやろ?」
「おっちゃんとこに来たら、おばちゃんがちゃんとご飯も作ってくれるし、マキも寂しくなくて済むやろ」

絶対に嫌だった。


「え、いや、、ウチの事情を知ってるバイトのおっちゃんが、店の空いてる部屋を貸してくれるとも言ってるから…」
「それに、友達もいるし」

「バイトの人も友達も所詮は他人やぞ!」
(あんたも他人だよ)

「マキ!お前はウチに来た方がいいって」

断るのは難しそうだったので
「……考えとく」と返事をはぐらかしたら

「いやマキ、来い!わかったな?」
(命令かよ!)


そんで、すぐにまた母に電話。
もう半泣きだった。


友達が協力してくれる、という話も、バイト先のおっちゃんが店にある空き部屋を
貸してあげると言っていた、という話もどちらも本当で、母にもこの話はしたことがあった。


そして電話で母に言われたことは
「もう、そのバイト先の人に頼むしかないわね」

確かに母のこの言葉もわかる。

遠いとこへ行ってしまった母が戻ってくることもできないし、
今更離婚を取りやめることもできないのだから。


でもそうなんだけれども、学生で生活力も知恵もなく、いきなりこんな窮地に
立たされた私には、あまりにも冷たい言葉に思えた。


「お金なら送ってあげるから、自分でアパート探しなさい」
って言葉とかは出ないかね?
お金はかかるけど、少なくとも人に迷惑かけないのだから。


翌朝、バイト先のおっちゃんに電話して事情を話した。

私は泣いていた。


「どうせ今日は学校行く気にはなれんやろ?店に出てこい」

学校に行かずに店に行く。

そしてもう一度事情を説明して、「もしよかったら、お店の部屋を貸してください」と頼んだ。


「いいよ。風呂はないけどな(笑)」

おっちゃんは快く了解してくれた。


そのままバイトに入り、これからの事を考えた。

ご飯は店の隣にホカベンがあるからそこで買えばいいか。

お風呂は友達のとこに借りに行かせてもらわないとな。

洗濯は、、コインランドリー近くにあったっけ?


私のバイトは精肉店だった。
私が入るのは本店なんだけど小さな店で、
店員も私一人がいれば十分だった。

だから他の店員は大きい方の支店にいる。


19時を過ぎ、閉店時間なので店を閉めて中で最後の作業をしている時に、
ドアをドンドン叩く音がした。
誰だろう?と思って見てみると
そこには母がいた。


SPONSORED LINK



↓↓↓応援(クリック)お願いします!↓↓↓
にほんブログ村 家族ブログへ
にほんブログ村
↓↓↓応援(クリック)お願いします!↓↓↓

離婚ランキング

SPONSORED LINK

0 Comments

Leave a comment